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透の創作物の残骸

小さな 詩 と、物語の欠片、



111[圏外] []

好きです

多分自分が想うより
あなたが想うより
ずっと
わたしはあなたが好きです

昨日会ったって
今日はもう会いたくなってる

だからもう会いたくない
わたしが、壊れていく

だって捨てられないもの
だってあなたのところへいけないもの

だからもう
多分会わない方が
いいの

しまっておいて
鍵をかけて
心の深いところへ。

2013-09-09 20:42

110[圏外] []

多分、わたしはわたしが思うよりずっと
あの人の事がすき

すきになってしまった

あなたの声
あなたの横顔
あなたの笑顔

もう、目を閉じてたって
浮かんできてしまう

あなたがすき


もうがんばる事に疲れたの
もうがんばりたくないの

だから、もう、いいですか?

もっとわたしを大切にしてくれる人のところへ
行ってもいいですか

あの人の腕の中で
幸せになってもいいですか

ごめんね
だいすきだった

ごめんね
あいしてた


でも、もう、疲れちゃったの
もう、がんばれないの

ごめんね

2013-07-20 01:20

109[空色] []

あなたと出会って
恋に落ちて
一緒に暮らすようになって

同じ時間を、生きてきた
だけどあなたと出会う前のあなたを、当然だけどわたし何も知らないの
わたし以外の女の子を愛していたあなたを、わたしは知らないの
知りたくない
怖い

醜いわたし
その笑顔をわたし以外に向けていた事実を知りたくない
嫌なの
わたし醜いの

だから好きって言ってほしい
だから力の限り抱き締めてほしい
もう顔も思い出せないくらい
わたしとの思い出であなたの心を埋め尽くしたい

こわいんです

比べられるのも

こわいんです

わたし、あなたに相応しい女の子ですか
こんなに醜いわたしを
なぜ愛してくれるんですか
わからないから
こわいんです

こんなにも一緒に居るのに
時々、あなたの昔の恋の鱗片を目にして
こわくなる
かなしくなる
気持ち悪くて
苦しいんです

醜い気持ちだけど
苦しいくらい純粋に
あなたがすきです

2013-02-24 20:48

108[空色] []

タバコが苦手なわたしのためにベランダに出ていた光は、こちらを振り向かず、小さなため息混じりに煙を吐き出して小さく呟いた

「なあ、俺んこと好き?」
「好きだよ。どうしたの、光」

わたしは彼の背中を見つめている。表情は伺えないが、その声が何故だかとても悲しげに聞こえた。

「…情け無いなあ。俺、不安で、しゃあないねん」
「…」

光はまだこちらを振り向かない。タバコの灰がぽとり、と床に落ちた。

「…ひかる」
「なん…」
「ひかる。こっち向いて」

わたしがそう言うと、泣きそうな顔をした光がゆっくりと振り返った。

2012-10-03 19:35

107[空] []

膝を抱えてひとり
部屋の隅で丸くなる
わたしだめな子なの

あんなに愛しくて
あんなに恋しくて
毎日が幸せだったのに

不安で、悲しくて、苦しくて泣いてしまう夜が日に日にわたしを蝕んで
真っ白だった心は真っ黒になっちゃった。

だいすき

そう言ってくれるあなたと

イライラした目でわたしを見るあなたと

どっちが本当の気持ち?

もう嫌だって
全部投げ出せばきっと楽になれる

だけどあなた以上にわたしを愛してくれる人なんて居るのかなあ

わからないの。
わたしはわたしをどうしたいのか、わかんない

あなたとの幸せな未来を想像して嬉し泣き。
あなたとの最悪の結末を想像して悲しくて喚いた。

たくさんの事があったけどずっと一緒に歩いていたハズだった。
でも。一緒に歩いていたはずだったのに、いつの間にかわたしは立ち止まっていたみたい

少しずつズレた距離。
もう縮むことはないのかもしれないね。

もう、さよならの時なのかも知れないね

そのときがいつ来るのかわたしには分からない
だけど多分、あの時語り合ったみたいな幸せな終わりは無いんだろうね

だいすきな気持ちは嘘じゃなかったんだよ
それだけ。
それだけをあなたには覚えていて欲しいなあ

ねえ。
だいすきだったよ
この世界の誰よりも。


2012-09-30 17:57


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